コンペの帰り、もーせと夕食へ。

dadaは、コンペで大満足していたので、何を食べるかは、ライン下で気持ちもライン下のもーせに一任。

「dadaさーん!やっぱ肉っしょ!」
「らーめん…いや、ラーメンはないな、米!」

じゃー、ステーキガストは?

「ガストはダメです!ごちそう感がしません!」

あ、ステーキ宮だ。ここにする?

「いや…宮はちょっと…」

そっか、予算1000円だっけw

「あー、ラーメンもいいな!」

なんだよ突然…さっき嫌だって言ってたじゃん。

「いや、来る途中に東京とんこつってのがあったんで」

でも、来た時とルートが違うよ。

「そこじゃなくてもいいですら、ラーメンがいいです!」

じゃー日高屋にすっか?

「日高屋は、絶対に嫌です!」

えー、あの値段にしては、けっこう旨いじゃん。

「いや、そこまで堕ちたくありません。」

…まぁいっか。
でも、このままだとなんもないよ。

「その場合は、dadaさんに津気屋に付き合ってもらいます。」

それは絶対に嫌!…あっ?…あれ?

「dadaさ〜ん!あれです!あそこです!」

偶然って、怖いなwwww

やっと決まった夕食。
『東京とんこつ とんとら』

dadaは入ったことはないが、店構えから嫌な予感はしていた。
でも、もーせが楽しみにしているんだからいいかw

さっそく、店に入り、注文。

もーせは、こってり醤油(メニューには『正油』)。
dadaは、塩。

注文後、今回のコンペの反省会をさらっと…したっけ?w



…おせぇ〜…

「dadaさん、忙しいみたいですから。」

それにしても、おせぇよ。
つけ麺頼んだわけじゃねぇんだから。

「あ、ほら来ましたよ!」

店員がまずdadaの前に塩を置く。
続いて、こってり醤油も…はぁ?
思わず声が出そうになった。

なぜ、俺がもーせにラーメンを渡さなければならないんだ?
それは隣。
そう伝えると、渋々(dadaにはそう見えた)もーせのもとへ。

とにかく、いただきます!

麺をすくい上げ、スープの香りを味わい…

…やっちまったな。

一口食べて確信。
さっそく、備え付けの胡麻をすりおろす。


さらに豆板醤を叩きこむ。

「dadaさん、それ塩ですよ。」

いいんだよ。
俺は辛いのがすきなんだから。
それより、早く食ってみろよ。

そう言って、もーせが食べ始めたのを確認して、dadaも箸を進める。

で、感想は?

「…食べ終わってから、外で話しましょう。」

そう言うと、もーせはおもむろに備え付けの醤油をラーメンに注いだ。


食べ終わり、会計を済ませ外に出ると…
「さーせんしたー!」

お前、これで600円なら日高屋で2杯食ったほうが全然いいぞ!
そもそも、ここのラーメン食べたことあるの?

「いえ…」

まぁ、今回はもーせに一任したのはdadaだからしょうがない。
しかし、この店に二度と足を運ぶことはないだろう。



それにしても、もーせを駅で降ろしたときの
「dadaさん、今日はありがとうございました!またいつかどこかでお会いしましょう!」
にはイラッときたのは、ここだけの話wwww